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亀有の園児が寺院境内でタケノコ掘り-竹林に生える姿に興奮

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 西亀有保育園(葛飾区西亀有3)の園児が4月22日、同園近くの蓮光寺(れんこうじ・亀有1)でタケノコ掘りを行った。

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 園児による同企画が始まったのは1993年。「土に触れタケノコを掘る経験を子どもたちにしてもらいたい」と、当時、同寺院の住職の子どもが同園に通っていたことをきっかけに声を掛けたことから始まった。10年ほど前からは同寺院の近隣にある「さくら学園保育所と交互に隔年で実施し、同園では今回で14回目を数える。

 同寺院の竹林は今から約70年前、当時の檀家(だんか)総代が自宅を改築するにあたり、先々代の住職に6本ほど寄贈したことから。今ではおよそ60平方メートルに20~30本の竹が群生している。

 竹林に到着した園児たちは、普段あまり見ることのない竹林を目の前に「すごい」「タケノコ大きい」と興奮気味の様子。注意事項が伝えられた後、同園から持ってきた砂場用のシャベルを使い夢中で掘り始めた。タケノコの周囲を掘った後、手で引き抜こうとするがなかなか抜けず、保育士の力を借りる場面も。

 約60分のタケノコ掘りを終え約50本を収穫。タケノコ掘りを終えた園児は「初めて掘ったけど、とても楽しかった」「大きなタケノコが掘れてうれしい」と口々に感想を話していた。

 同園の小林理子園長は「子どもだけでなく保護者も楽しみにしているイベント。調理されたタケノコを目にすることはあっても、竹林に生えているものに触れる機会はなかなかないので、普段できない経験でとても感謝している」と話す。

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