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葛飾で夏休み環境学習講座「タカラトミー会社見学」

手回し発電実験

手回し発電実験

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 葛飾で「夏休み環境学習講座」として8月9日、「タカラトミー会社見学」が行われた。主催は葛飾区地域温暖化対策地域協議会。

目かくしして、動物を当てるクイズ

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 葛飾区環境課が中心となって、区内や近隣の企業、自治町会に働きかけて活動している同協議会。打ち水イベントや、小学生向けの環境学習講座、緑のカーテン講習会など、地球温暖化防止のために、地域で連携し、協働で取り組む活動をしている。タカラトミーも同協議会のメンバー。

 同講座は「夏休み環境講座」の一つで、5回目。毎年人気の講座で、今年は14の募集枠に64組の応募があった。参加した児童と保護者は2組に分かれ、会社見学と併せて同社商品の環境に対する工夫を学んだ。エコな工夫を施した「エコトイ」の紹介では、電球とLEDライトの手回し発電実験を行い、エネルギーの必要量の差を体感した。児童たちは、LEDライトはほんの少しペダルを回しただけで明かりがつき、びっくりした様子だった。

 材料の工夫について、食品用の透明シートの捨てる部分を再使用した「プラレール」のレールを披露し、地球の資源をできるだけ使わないこと、ゴミを減らすこと、省エネルギーに取り組むことの大切さを伝えた。目や耳の不自由な人と一緒に遊べる「共有玩具」の体験では、アイマスクをして、精密に作られた動物のフィギュア「アニア」を触って何の動物かを当てるクイズに挑戦。全工程を終了すると、「エコトイメンバー認定証」が渡された。

 金町から参加した男児(小1)は「アイマスクをして動物を触ったのが面白かった」と感想を述べた。立石在住の小3生の母親は「会社の歴史など知ることができて面白かった。親も一緒に楽しめた」と話した。「企業の中を見学できる機会は、なかなかないので、ぜひ楽しんでほしい。区内企業の環境に対する取り組みも伝えたい」と同区環境課の大河原孝子さん。「今度も環境学習講座に力を入れていきたい」と抱負を語った。

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