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葛飾・柴又で「おだんご酒BAR」 和菓子と日本酒のマリアージュ探求

柴又おだんご酒BAR

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 柴又の高木屋老舗(葛飾区柴又7)で8月25日、日本酒の試飲イベント「柴又おだんご酒BAR」が行われる。企画は金町の酒販店「SAKEOH 酒逢(さけおう)」。

会場となる「高木屋老舗」

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 同企画は、会場となる高木屋の名物「草団子」を筆頭に、くず餅・練り切りなど5品をビュッフェ形式で食べながら、酒逢店主の松本公輔さんが選んだ日本酒10銘柄を試飲することで、参加者自身が最高の組み合わせ(マリアージュ)を探求するというもの。和菓子と酒の相性をさらに引き立てる黒糖・ミント・木の芽(サンショウの若葉)も用意する。

 松本さんは「知人から『和菓子に日本酒が合う』と聞いて、『うそだろ』と思ったが、たまたまお店に頂き物の甘いものがあったので試したところ、相性は非常に良いと感じた。個人的には甘いものを好んでは食べないので、合わせるシーンは少ないが、甘いものが好きな人にはたまらないだろうな」と話す。企画の経緯について、「葛飾会議という地域の有志が集まる会の中で、この話をしたら盛り上がり、駄目元で柴又の高木屋老舗さんにアプローチしたところ、快諾いただけてとても驚いた」とも。

 松本さんが個人的に気に入っている組み合わせは草団子と熟成酒だという。「草団子のほんのりビター感と、熟成酒の熟成香が非常によく合う。あんこと一緒に食べるのであれば、日本酒の中では濃い味わいの熟成酒でも押され気味になるが、そんなときは黒糖を削ってパラパラと熟成酒に入れてみるのも良い」と話す。

 「日本酒は味のバラエティーが非常に広く、冷酒・常温・お燗(かん)では全く違う表情を見せてくれる、とても面白いお酒。『良いお酒とはこういうお酒』『日本酒の飲み方はこうあるべき』『日本酒は和食と合わすもの』ということは一度置いておいて、単純にお酒との出合い、一緒に食べるものとの出合いを楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。

 開催時間は19時~21時。参加費は3,000円。定員は先着50人。問い合わせは酒逢(TEL 03-5876-6595)で受け付ける。

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