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亀有に「こち亀マンホール」 構想から10年、観光客にぎわう

両さんマンホール前で記念撮影する家族

両さんマンホール前で記念撮影する家族

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 JR亀有駅周辺に漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所(通称「こち亀」)」の登場人物によるデザインマンホールが7月6日に設置されて1カ月がたった。

全6キャラクターの「こち亀マンホール」

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 亀有地域は、こち亀の舞台として知られ、これまでに周辺では銅像15体の設置や、ベーゴマ大会やそっくりさん大会などの開催を通してまちづくりを行ってきた。

 今回のマンホールの設置は新しい観光スポットの創出を目的に葛飾区が設置。マンホールは亀有公園(葛飾区亀有5)前にある主人公・両津勘吉のほか、中川圭一、秋本・カトリーヌ・麗子、本田速人、麻里愛、大原大次郎の合計6キャラクター。

 マンホール設置について、葛飾伊勢屋(亀有3)社長の佐藤尚吾さんは「全国のこち亀ファンに喜んでもらいたく、10年ほど前に発想して実現に向けて働き掛けてきた。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で外出が自粛されているが、安全になったらもっと多くの人にマンホールを見てもらいたい」と話す。

 足立区からマンホールを見に来た30代の男性は「両さんだけでなく、多くのキャラクターがあり街歩きをするのが楽しい。マンホールカードなどできればぜひ手に入れたい」と話していた。

 佐藤さんは「連載は終了したが、今年の秋にはこち亀の最新刊が発表されると聞いた。今後も下町の良さを全国のファンに発信していきたい」と展望を話す。

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