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亀有・吉田パンが限定「パンプキン」 コッペパンでハロウィーンを表現

限定商品「パンプキン」を手にする吉田知史さん

限定商品「パンプキン」を手にする吉田知史さん

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 コッペパン専門店「吉田パン」(葛飾区亀有3)が10月3日、限定商品「パンプキン」の販売を始めた。

吉田パンの限定商品「パンプキン」

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 吉田パンは2013(平成21)年4月に亀有にオープンしたコッペパン専門店。社長の吉田知史さんが岩手県盛岡市の有名店「福田パン」のコッペパンに感動し、福田パンの技法を学んで開いた。オープン当初から行列ができ、コッペパンブームの火付け役としても知られている。

 現在は亀有駅北口から南口に本店を移し、支店・販売コーナーを含め都内7カ所で販売している同店。1日に生産するコッペパンは7カ所でおよそ4000個。吉田さんは「本店の一番人気は『あんマーガリン』だが、北千住では『くるみ』が人気。地域や出店形態によって人気商品が変わる」と話す。

 常に販売している定番商品はおよそ40種類あり、注文を受けてからパンに挟み込むのが特徴。定番のほか店舗・季節に合わせた限定商品を展開し、キユーピーなどと企業コラボした商品なども含め、年間およそ20種類を販売している。

 今回の「パンプキン」はハロウィーンの季節に合わせ、カボチャサラダをベースに、スライスした赤玉ネギと黒オリーブをパンに挟んだもの。同商品について、吉田さんは「味はカボチャのほのかな甘みを感じさせるが、全体的には食事としてしっかり楽しめる。ハロウィーンは、日本ではスイーツのイメージがあるが、元々はグラタンなどを作って家族で楽しむもの。本来のハロウィーンのイメージに近い総菜パンでの提供を考えた」と話す。

 同商品を食べた区内在住の30代女性は「最初はスイーツ系と想像していたが、総菜パンでびっくりした。でもカボチャのほんのり甘い上品さがよく、ボリュームもあり、とても満足した」と話していた。

 営業時間は8時~17時。「パンプキン」は400円で、販売は10月31日まで。

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