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川柳愛好家グループ「葛の会」、来年の干支「寅」にちなんだ川柳を詠む

「葛の会」の井上清さん(左)と大阪泰世さん

「葛の会」の井上清さん(左)と大阪泰世さん

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 葛飾区内で活動する川柳愛好家のグループ「葛(くず)の会」が12月2日、柴又帝釈天参道の川魚料理店「川千家(かわちや)」(葛飾区柴又7)で、来年の干支(えと)「寅(とら)」にちなんだ川柳の展示を始めた。

柴又「川千家」に展示中の川柳

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 同会は2009(平成21)年に設立され、今年で12年目を迎える。会員は現在、約20人。毎月1回、テーマに沿って会員が詠んだ川柳の中から選者が優秀作品を選ぶ選定会を開いている。今回は、各会員が3句程度を詠み60句ほどが集まった。その中から、選者の田中八州志さんが21句の優秀作品を選定した。

「寅さんの 真似はしないと 檻の虎」という句を詠んだ井上清さんは「寅さんは柴又に帰ってくる度に何かしらトラブルを起こしていく。檻の中にいる動物園の虎が、自分ならそんな真似はしないとあきれている様を詠んだ」と話す。「寅年の 女房に勝てぬ うさぎ年」という句を詠んだ大阪泰世さんは「知人の男性が寅年の奥さんに頭が上がらない様子を見て思いついた句。干支にちなんで女房が強い典型的なイメージを詠んだ」と話す。

 川千家のウインドーには16の句を展示し、作品の入れ替えを行いながら全作品を展示するという。

 展示は1月末まで。

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