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立石の老舗玩具メーカーがコラボ 昭和レトロ人形「チャーミーちゃん」の新作

児玉産業TOYの児玉洋祐社長

児玉産業TOYの児玉洋祐社長

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 ソフビ・プラスチック玩具製造の児玉産業TOY(葛飾区立石3)が12月3日、ソフビ人形「なかよしチャーミーちゃん」の新作「カラーリングコレクションどうぶつ編」の販売を始めた。

なかよしチャーミーちゃん「カラーリングコレクションどうぶつ編」

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 同社は2016(平成28)年、1930(昭和5)年創業の児玉産業より玩具関連事業を継承し、ソフビ人形を作り続けている。なかよしチャーミーちゃんは昭和40年代、かねて児玉産業で製造・販売していた動物たちの人形に合う、かわいらしい女の子の人形を作りたいという先代の思いから誕生した。押すと音がなる人形は今でこそ一般的だが、当時、製造・販売したのは同社が初だったという。

 チャーミーちゃんについて、同社の児玉洋祐社長は「販売開始から50年以上たっているが今でも人気。近年では、日本国内はもちろん、ヨーロッパやアジア各国からの問い合わせも多い」と話す。

 今回販売を始めた「カラーリングコレクションどうぶつ編」は、カプセルトイやフィギュアを企画・製造するケンエレファント(千代田区)とのコラボレーションによるもので、カプセルトイ(400円)も販売している。原寸大のソフビ人形(4,300~4,730円)は、動物の着ぐるみを着ているようなかわいらしいチャーミーちゃん全7種の中でも、来年の干支(えと)である「トラ」が人気だという。京王百貨店やネットショップなどで扱っている。

 今後について、児玉社長は「カプセルトイを販売してから、これまでチャーミーちゃんを知らなかった層からの反響が大きくなった。今後も、面白い企業やクリエーターと積極的にコラボレーションしていき、チャーミーちゃんをもっと多くの方に知ってもらえれば」と期待を込める。

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