港区内で1月26日に行われた環境省によるイベント「再エネ・サイエンスキッズフォーラム」に葛飾区立青葉中学校(葛飾区堀切8)の生徒が参加し、再生可能エネルギーについてプレゼンした。
同イベントは、SDGs達成に向け今後さらなる活用が必要な再生可能エネルギーについて、若い世代が考えるきっかけにしたもらうため、都内の中学生を集めて行ったもの。葛飾区からは、同校2年生の3チームが参加した。
同校では2021年より、SDGsについて学ぶ授業を取り入れており、昨年12月には同イベントの審査委員長を務める環境省環境課長・川又孝太郎さんが、再生可能エネルギーについて講義を行った。同イベントでは、同校生徒が川又さんの講義内容も参考にし、「私たちにとっての再生可能エネルギー」というテーマで資料をまとめ、環境省職員らの前で発表した。プレゼン内容は、再生可能エネルギーの種類を増やすための新しい発電方法のアイデアや、フードロスと絡め再生可能エネルギーを普及させる実効性のある提案など。発表資料は、放課後の時間も活用して作り上げたという。
同イベントでは、中学生によるプレゼンのほか、地球温暖化についてのワークショップや、国立環境研究所生物多様性領域室長・五箇公一さんによる地球温暖化対策に関するプレゼンなども行われた。
イベントに参加した同校生徒は「SDGsについて考える良い機会になった。とても良い経験ができたので、こういった機会があればまた参加してプレゼンしたい」と振り返る。