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四つ木「うなぎ魚政」がウナギの蒲焼き自販機設置 待ち時間不要で混雑緩和

「うなぎ魚政」店主の鈴木俊男さんと奥様の知江子さん

「うなぎ魚政」店主の鈴木俊男さんと奥様の知江子さん

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 葛飾・四つ木の老舗うなぎ店「うなぎ魚政」(葛飾区東四つ木4)が店舗前にウナギの蒲焼きを扱う自動販売機を設置して2カ月がたった。

「うなぎ魚政」店頭に置かれたウナギ蒲焼き自動販売機

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 1979(昭和54)年創業の同店は、京成押上線「四ツ木」駅から徒歩1分の場所に店を構える。「食べログ百名店」に2度、「食べログアワード」のブロンズに6年連続で選ばれているほか、2020年には雑誌「dancyu」で「おいしい店100軒」として紹介された。

 同店は、作り置きを一切せずに注文を受けてからさばき始め、ウナギの素材を生かす「特注活鰻(かつまん)」という調理法で調理しており、提供までに最短でも40分、混雑時はそれ以上の時間がかかるという。提供までの時間はテイクアウトや持ち帰りの際も同じで、予約客を優先するため遠方から足を運んでも入店できない場合もあることについて、創業者で現在も厨房に立つ店主の鈴木俊男さんは「長年、申し訳ない思いがあった」と話し、「自動販売機の設置で混雑を緩和したい」と考えたという。

 「40年以上営業しているが、こういうかたちで販売する日が来るとは想像していなかった」と言い、「自分は冒険好きなので抵抗などはなかった。このご時世ではお客さまの利便性も考えなければ」と話す。

 自販機には、国産ウナギの蒲焼き(4,000円)、国産ウナギの白焼き(4,000円)、国産ブランドウナギの蒲焼き(5,000円)などの看板商品を並べる。店舗と同じ手順で調理し、すぐに容器に入れてふたをし、真空パックで冷凍保存している。店が定休日でも、満席のときでも、24時間いつでも購入が可能。

 鈴木さんは「設置から2カ月でまだ手探りの状態だが、お客さまからは『予約なしで待ち時間もなく購入でき、気軽に利用できるようになった』という声をもらっている」と手応えを話す。

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