葛飾区立一之台中学校(葛飾区西亀有4)で10月24日・25日の2日間、歌や踊りで表現する音楽のワークショップ「ハートグローバルミュージックアウトリーチツアー2023」が開かれた。
同ツアーは、米国に本部を置き、音楽を通した表現教育活動を行う団体「ハートグローバル」が行うもので、同校での出張授業は4年ぶり5 回目。
今回は10カ国から約30人のキャストが来日。授業は歌やダンスの技術向上を目指すものではなく、勇気を出していろいろな楽曲に挑戦してみることで、自分の殻を破ることを目的としている。
24日は3年生85人が参加。午前・午後の計2時間30分行ったワークショップでは、3つのグループに分かれてリズムに合わせて踊ったり、全員で映画「グレイテスト・ショーマン」の主題歌「This is me」などを歌ったりするなどした。その後行われたショーでは、キャストと生徒が練習の成果を楽しく笑顔で披露した。
3年の田口由姫さんは「初めは不安な気持ちもあったが、キャストの方が明るく『失敗しても大丈夫』と声をかけてくれて楽しく取り組むことができた。とにかく何でもやってみる、挑戦してみることが改めて大事だと感じた」と振り返る。