「第32回かつしか演劇祭」が11月25日・26日の2日間、葛飾・亀有の「かめありリリオホール」(葛飾区亀有3)で開催される。
かつしかFMで「かつしか演劇祭」の特番に出演するロキジョーンズ
同祭は、「あつまれ!ぼくらのまちのみんなの舞台(ステージ)」というキャッチフレーズの下、葛飾区内で活動する演劇団体が集結。年に一度、各団体が日頃の成果を発表する場になっており、スタイルやジャンルも異なる、小学生からシニアまで多世代に及ぶ団体が無料で公演を行う。
今年は、初出演の1団体を含む6団体が参加。出演団体は、25日=「区立青戸中学校 特別支援学級」「ロキジョーンズ」「LUCE(ルーチェ)」、26日=「劇団 蓮(REN)&劇団 現芸座(いまげざ)」「まほろライブラリー」「ひなたアクターズスクール」。
ロキジョーンズの武田恵瑠々さんは「私たちは、かつしか文学賞作品の舞台化『立石ロッキー』で出合ったメンバーによる演劇ユニット。『リーディングシアター』という、朗読・演劇・舞台効果を融合したスタイルの芝居をしており、今回も少し不思議な物語をお届けする。ぜひ地元の役者の芝居を見て楽しんで応援してほしい」と話す。
ひなたアクターズスクールの制作スタッフ・伴あさみさんは「私たちの団体は、毎年、大人と子どもが一緒になって舞台を作り上げていたが、今回は小学生から高校生までの子どもたちだけが出演、大道具・小道具の準備・管理から広報活動などの裏方仕事まで行っている。子どもたちが自分自身で考え、試行錯誤しながら作り上げた成果を、ぜひ見てほしい」と呼びかける。
両日共に12時30分開場、13時開演。入場無料。