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葛飾区のIT企業ユニット「AKP48」発足-残り43人の参加呼びかけ

AKP48のメンバー。今後先端技術を共有していく

AKP48のメンバー。今後先端技術を共有していく

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 葛飾区のIT企業の社長らが集まったユニット「AKP48(=エーケーピーフォーティーエイト)が発足し、1月28日に1回目の勉強会を開いた。

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 同ユニットは中小企業同友会の若手メンバーが集まり、葛飾区でITコンサルティングを行っているイオアート(葛飾区西水元5)社長の小田朋和さんが提唱したもの。ユニット名は「会いに行ける葛飾の社長(プレジデント)」の略で、結成のきっかけについて、「同友会の講演などは年配向けの税対策・法対策などでネットの勉強会が少なかった。今回ユニット化することによって先端技術を共有していきたいと考えた」と小田さん。

 1回目の勉強会には小田さんの呼びかけに応じて5人の社長が参加。勉強会の内容はFlash関連書籍の著者で開発者のハヤシカオルさんを講師に、「国境を越える電子書籍の可能性」と題した勉強会を開催。会では海外で主流になっているキンドルやアイフォーンアプリの取り巻く状況を紹介。自身で開発したアプリケーションも例に挙げ、海外と日本の出版事情について1時間講演した。

 今回の後援について、ハヤシさんは「日本は出版業界や取次ぎなどによって著作権のギャラなどが低いが、これからは紙媒体とデジタルではなく、国境を超えて自分の作品が発表することができる。この流れを共有し、次の仕事のきっかけになってもらえれば」と話す。

 現在ユニットのメンバーは5人で、残り43人の参加を呼びかけている。小田さんは「小さい開発者やクリエーター、中小企業が最先端の技術や動向を共有し、仕事などにより生かしていければ。今後に関してはより密度の濃い勉強会・ユニットになっていければ」と話す。

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