亀田大毅選手が1年1カ月ぶりの試合-「1年間は自分にとってプラス」

優しい笑顔で写真撮影に応じてくれた大毅さん。亀田ジムの看板は先日、父の史郎さんが手書きで作ったもの。取材班には椅子をセッティングしてくれるなど、テレビとは違った柔和な印象を感じた。

優しい笑顔で写真撮影に応じてくれた大毅さん。亀田ジムの看板は先日、父の史郎さんが手書きで作ったもの。取材班には椅子をセッティングしてくれるなど、テレビとは違った柔和な印象を感じた。

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 ボクサーの亀田大毅選手(19)が11月6日、後楽園ホール(文京区)で復帰戦に挑む。

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 1年間、ボクサーライセンス停止処分を受けていた大毅さんにとって今回の試合は、昨年の内藤大助戦(宮田ジム)から1年1カ月ぶりの試合。チケット2,000枚は完売し、現在は若干の当日券を用意するのみの人気ぶりで、注目を集めている。

 来週の試合に向けて大毅さんは「以前まではKO勝ちやラウンド数にこだわってきたが、今回の相手は強い。まずは落ち着いて自分のボクシングで勝っていきたい」と落ち着いた表情で話す。

 大毅さんは昨年の10月からライセンス停止を受け、メキシコに渡航。そこで本場のボクシングを体験した大毅さんは「1年間の中でも最も強い印象を受けた。見ているだけ、空気を吸っているだけでも勉強になった。この1年間は長いブランクで選手としてマイナスだが、自分にとっては大きなプラスになっている」と感想を話した。

 大阪の下町から東京の葛飾の道場に引っ越してもうすぐ3年。葛飾の印象を大毅さんは「とても住みやすい町。近くの飲食店も雰囲気のいい店が多く、地域の人も応援してくれている。試合では多くの関係してくれた人のために頑張りたい」と葛飾の町の印象と感謝の気持ちを笑顔で表した。

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