亀有の串揚げ店「串揚げ・味彩」（葛飾区亀有3、TEL 03-3838-3814）が6月1日、「岩ガキフェア」を始めた。

　1992年に開店した、とんかつと串揚げを中心に提供する同店。主に30～50代の地元客がターゲットに、串揚げのほか、旬の食材をさまざまな調理法で提供するのが特徴。客単価は3,000円程度。

　「新鮮なカキなどを取り扱いたい」と考えていた店主の花島敏行さんは昨年6月の改装工事の際、店内に水槽を設置。それをきっかけに、この夏から同フェアを行うことにした。

　期間中、京都舞鶴港産の天然岩ガキ（980円）を中心に、秋田県男鹿産（525円）、愛媛県御荘湾産（800円）を中心に全国から岩ガキを取り寄せる。取り寄せた岩ガキは生のまま水槽に入れられ、注文の度に提供。生だけでなく、カキフライなどでも提供可能。花島さんはフレンチレストランでの勤務もあるため、特製ガーリックバターをのせたオーブン焼きでも提供できるという。

　「夏の旬である岩ガキをさまざまな方法で提供したい。岩ガキは冷蔵庫で保存するよりも、清潔に保った水槽で保存するほうが味も引き締まり安全。今後は旬のカキや貝類を提供していきたい」（花島さん）

なお、フェア中に岩ガキを注文すると同店で選んだ白ワインを提供するサービスも。営業時間は17時～23時。木曜定休。