葛飾区保健所や青戸保健センターなど3施設が入居した「健康プラザかつしか」(葛飾区青戸4)が7月19日、開設した。
同施設は区保健所、青戸保健センター、子ども総合センターの3施設が統合したもの。地域保健課企画係の白山係長は「区の保健所は設立から40年が経過し老朽化が目立っていた。高齢者や障害者向けにバリアフリー化が求められており、今回の施設の新設となった。保健という幅広い年齢層に対応できる施設になった」と話す。
今回新設された子ども総合センターは、今まで3歳児までしか見られなかった幼児の発育を就学時までサポートする施設。児童虐待や育児相談なども受け付ける。施設内には「子育てひろば」「親子カフェ」など、地域とのコミュニケーションとなる施設も併設する。
今後については、「災害時における地域医療の中心施設としても機能する予定。健康・医療・発育に関して連携した活動を行い、区民の健康をサポートしていきたい」と白山さん。地域医療の充実を図っていくという。