![フェスタの旗と細谷さん。今年は復興支援にした募金箱の設置も](https://images.keizai.biz/katsushika_keizai/headline/1314294691_photo.jpg)
立石商店連合会が主催する「立石フェスタ」の開催が9月3日に迫り、各会場が準備に追われている。
開催は今年で9回目。当初は街の活性化を目的にサンバカーニバルが行われていたが、次第に参加人数や表現したいパフォーマーが集まり、現在の形になった。当日は恒例のサンバカーニバルや無料寄席などを行うほか、タカラトミー(葛飾区立石5)前では水打ちなども予定する。
同イベントを運営している細谷政男さんは「葛飾区でも柴又・亀有には大きなキャラクターがいて、立石にはシンボルになるようなキャラがいない。そこで、できあがったコンテンツでにぎわうイベントでなく、みんなが参加して楽しむイベントを始めたかった」と、開催の経緯について話す。
当初はサンバカーニバルに関して営業の邪魔になるなど反対意見が多かったが、「安心・安全」をモットーにイベントを継続し、商店街内にも多くの参加者・協力者が増えた。「イベントを重ねるごとに、自分たちも何かしたいという思いを持った人たちが集まってくれた」(細谷さん)とも。
今後については、「もっと参加者が増えるイベントになり、参加する楽しみを共有していきたい。『9月の1週は立石に行こう』が合言葉になるような、葛飾を代表するイベントとして認知されるようなにぎやかさを演出したい」と話す。
開催時間は9時~17時(予定)。