タカラトミーアーツ(葛飾区青戸4)は12月3日、やおきん(東京都墨田区)の人気菓子「うまい棒」をスティック状にする玩具「おかしなうまい棒スティックパーティー」を発売する。
同商品は「おかしなふりかけ」「おかしなカキ氷 ガリガリ君」に続く第3弾。同商品は容器にうまい棒を挿入し、プッシャーで押し出すことでスナック菓子をスライスするもの。1商品に2種のスライサーを用意し、1種はねじれながらスライスする「スパイラルスライサー」、もう1種は4等分・6等分・8等分できる「スライサー」を同梱(どうこん)する。
スパイラルスライサーは、回転しながらうまい棒を切り込み半分にしていく。現在うまい棒は全15商品あり、全てを組み合わせると約105種類の味が楽しめる。同商品の開発を担当したライフ事業本部ライフ企画2部部長の矢野博之さんは「さまざまな種類を試してみたが、自分の中ではエビマヨとめんたい、チキンカレーと牛たんの組み合わせが良かった」と話す。
4・6・8等分に別れるスライサーについては、「うまい棒は表面に味のパウダーがついているので、スライスすることでよりライトな味わいに変化する。4等分はわんぱくに楽しめ6等分はマイルドに、8等分はディップなどつけて食べる新しい発見も」(矢野さん)とも。
同商品は今年春から開発を始め、約半年の歳月を経て商品化された。矢野さんは商品を開発するにあたって、「説明書を読む必要のない簡単な作りであることを念頭に、衛生面・安全面を最優先に考えた。普段『おいしい』と感じるだけでなく、そこに『楽しい』という要素も盛り込むようにしている」と明かす。
種類はめんたいカラー(4分割)・チーズカラー(6分割)・コーンポタージュカラー(8分割)の3種。価格は各699円。