タカラトミーアーツ、「ムシューダ」のキャラを商品化-シークレットに「高田鳥場部長」も

スーパーシークレットの「高田鳥羽部長」と「ムッシュ熊雄」。

スーパーシークレットの「高田鳥羽部長」と「ムッシュ熊雄」。

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 タカラトミーアーツ(葛飾区立石3)は10月中旬から、エステー化学(新宿区)の主力商品「ムシューダ」のCMに登場する「ムッシュ熊雄」のキャラクタービジネスを展開する。

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 これまで多くのキャラクターを商品化してきた同社だが、今回の商品に関してはエステーからムッシュ熊雄のライセンス窓口を引き受ける。アパレルメーカーや雑貨メーカーなどと協業して行うのは初めて。

 今回担当するガチャ・キャンディ事業本部の小野尾勝彦部長は「上流から下流まで一括して行うことにより、ブランド価値のコントロールも行えるようになる。同社のネットワークを利用することによって得意な分野の開発が容易になる」と狙いを話す。

 同社が発表するのはガチャガチャに同梱されるフィギュアストラップや、ぬいぐるみ・iPhoneケースなど合計約30点で、先行で今月中旬に販売されるのは「ムッシュ熊雄 虫喰っちゃったーストラップ」全7種。ムッシュ熊雄5種にシークレット1種、スーパーシークレット1種の構成で、スーパーシークレットはエステーの特命宣伝部長である「高田鳥場」が登場する。小野尾さんは「あまりにもマニアックすぎて誰も知らないのではないか不安だった」と企画当初を振り返り笑う。

 エステーとのコラボレーションについて、小野尾さんは「高田鳥場部長も含め、とても自由な発想で自社と同じ匂いを感じたため、非常にトントン拍子に進んでいった」と話し、ムッシュ熊雄の世界観を広げるために、ムッシュ熊雄を社長とする会社の名刺を作成し、プロモーション活動に利用する活動なども行っている。

 「今後は自社のノウハウをより外部と一緒にコラボレーション企業を探していきたい」(小野尾さん)と意欲を見せる。

 ストラップは各200円。全国の玩具店、量販店などで販売する。

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