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葛飾区の公園に辰年にちなんだ花時計-葉ボタンなど600株使う

小菅西公園の花時計(写真提供・葛飾区)

小菅西公園の花時計(写真提供・葛飾区)

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 葛飾区立小菅西公園(葛飾区小菅1)で今年の干支(えと)である辰(タツノオトシゴ)の花時計が完成し、来園者の目を楽しませている。

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 花時計は毎年4回、植え変えてデザインを変更する。年初には、その年の干支にちなんだ花時計を作成。タツノオトシゴは昨年12月12日、区職員3人が1日半をかけて完成させた。

 今回は、白のミニ葉ボタン410株、赤のミニ葉ボタン310株、赤紫のビオラ200株を使用。右側は赤のミニ葉ボタンを使い赤い体で、左側は白のミニ葉ボタンで白い体で表し、双方の背中とおなかに赤紫のビオラでうろこを表現した。中央の下に漢字で「辰」と描き、赤紫のビオラで縁取っている。

 担当職員は「縁起がよく左右を紅白で仕上げた。時計の針が目立たなくならないよう花の絵柄の配置を工夫して作った」と振り返る。

 年末年始になると、花時計が完成するころに毎年多くの写真愛好家が写真に収めようと訪れたり、年賀状用に撮影する来園者の姿も多く見かける。毎日散歩に来るという近所の男性は「衣替えの時期は、毎回どんな絵になるのか楽しみ。今回のタツノオトシゴも上手にできている」と話す。

 タツノオトシゴの花時計は3月中旬まで。

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