テクノプラザ葛飾(葛飾区青戸7)で2月19日、「銭湯フェア」が開催された。主催は葛飾区浴場組合。
同イベントは葛飾区浴場組合の新マスコットキャラクター「ゆーゆ ほのかちゃん」の誕生を記念して開催されたもの。葛飾区の花「花しょうぶ」をモチーフにした日本髪の女の子で、ピンク色の浴衣に「ゆ」の文字が入った黄色の帯を締めているのが特徴。来場者には先着200人に、同キャラクターがプリントされたタオルと千社札、マスコットストラップが進呈された。
会場では都内の音大生が参加する演奏サークルが、サクソホンなどでアニメ曲などを披露した。ジブリ作品などのなじみのある音楽を聞いて集まってきた親子連れを中心に、用意していた200席がほぼ全て埋まった。
会場には葛飾区内の銭湯44軒を紹介するパネルを展示。浴室内のペンキ絵をはじめ、屋号の由来、近隣のおすすめスポットなど、各銭湯の特徴を紹介した。足立区在住の若生勇樹さん(29)は「ジョギング後にいろんな銭湯を巡るのが好きなので、これからもいろいろ回ってみたい」と話していた。
葛飾区浴場組合連合会の丸山勝会長は「銭湯の利用促進の一助となってほしいと考え、今回キャラクターを作った。このキャラクターをきっかけに、これからはもっと子ども向けに情報発信していきたい」とイベントを振り返り、今後の銭湯の啓発活動に意欲を見せた。