亀有3丁目にあるステーキダイニング「亀有おもてなしダイニング せんさん」(葛飾区亀有3、TEL 03-3604-1003)が7月1日、夏季限定メニュー「バッカのアホ炒め」の提供を始めた。
同店オーナーシェフの先崎元崇さんがホテルオークラに25年間務めた後、2008年にオープンした。約50平方メートルの店内は、コの字型のカウンターテーブルのみの10席。メニューは黒毛和牛の炭火焼グリルや、ホテルオークラ流のガーリックライスなどがある。
同メニューは、この夏の新作として考案。先崎さんがホテル時代に経験したスペイン料理イベントからヒントを得ている。ユニークな店名は、スペイン語で牛を指すバッカと、ニンニクを指すアホから名付けた。先崎さんは「インパクトと受け狙いで考えた。真面目に仕事をする何か、何か面白いことを取り入れることが好き」と話す。
同商品は牛のランプ肉(もも肉)を使い、トマトとニンニクでシンプルに炒めたもの。「牛肉というと脂が多いイメージがあるが、夏でもさっぱりと食べられるよう、国産の完熟トマトで爽やかな酸味を加えて仕上げている」と先崎さん。
同メニューについて、「脂肪が少ないランプ肉を使い、トマトも加えているので、女性にも食べやすいのでは」とメーンターゲットを女性に設定。「牛肉もニンニクもスタミナのつく食材。今年の夏も暑くなると思うので、たっぷりスタミナをつけてほしい」とも。
価格は1,470円。営業時間は17時30分~24時。水曜定休。提供は8月末まで。