宮城県大崎市にある岩出山中学校の生徒が4月17日、帝釈天題経寺(柴又7)を訪れ地元・岩出山の観光PR行った。
3年生87人が参加。同校では、キャリア教育の一環として「地元を愛する気持ちを持つ」「表現力を身につける」「柴又の人情に触れ、感じてもらう」という3つの目的を掲げ修学旅行と絡めて実施。今回で5回目を数える。
生徒たちは宮城県で踊られている「すずめ踊り」を披露。全員が整列し、笛や太鼓の音楽が流れると一斉に踊り始めた。踊りは中腰でやや前かがみの姿勢から始まり、軽快なリズムに乗って跳ね上がりながら両手の扇子をたたいたり、8の字を描いたりした。
約10分間踊りを披露した後、一斗缶5缶分のかりんとうをはじめ、生徒が製作したこけし86体、岩出山の名勝や特産品などを紹介するチラシなどを見物客に配り、岩出山をピーアールした。
見物に来ていた観光客は「踊りはみんな息が合い、とてもきれいだった。こけしも上手にできているので玄関に飾る」と笑顔で話していた。