郷土と天文の博物館で世界天文年イベントが盛況-400年の歴史を伝える

同イベントのポスター。ゴールデンウィーク期間中には、区外からも多くの観客が訪れた。

同イベントのポスター。ゴールデンウィーク期間中には、区外からも多くの観客が訪れた。

  • 0

  •  

 葛飾区立郷土と天文の博物館(葛飾区白鳥3 TEL 03-3838-1101)で現在、「シンフォニー オブ ユニバース~ガリレオから最新の宇宙まで」が上映されており、親子連れやカップルを中心に多くの来館者を集めている。

[広告]

 同イベントは、イタリアの科学者ガリレオ・ガリレイが初めて望遠鏡を夜空に向け、宇宙への扉を開いた1609年から、400年にあたる「世界天文年」にちなんで同館が企画・制作したオリジナルプログラム。

 プログラムの内容は、ガリレオが400年前に観測した月・太陽・木星などをはじめ、400年の間に発見された惑星や天体を国立天文台やNASA(アメリカ航空宇宙局)など世界各地の研究機関が撮影した迫力ある映像や、同館のデジタルプラネタリウムシステムの映像を、クラシックの名曲に合わせて紹介するもの。

 同プログラムを担当する同館学芸員の新井さんは「誰もが知っている名曲に合わせて番組を制作した。普段は難解と思われがちな天文の世界も、わかりやすく解説するように工夫した。ゴールデンウィーク中には家族連れが多く、終演後には子どもからの拍手が起こりとてもうれしかった」と話す。

 上映は平日=16時30分の1回、土曜・日曜=13時、14時30分の2回。プラネタリウム鑑賞料は大人=350円、小中学生=100円、幼児=50円(別途入館料が必要)。7月12日まで。

葛経ラジオ
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース