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金町のイタリアンレストラン深夜営業に移行-目隠しワイン当て企画も

オステリアルーチェの外観

オステリアルーチェの外観

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  金町のイタリアンレストラン「オステリアルーチェ」(葛飾区金町5、TEL 03-5660-3669)が2月1日から、深夜営業を開始した。

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 2008年6月、京成金町駅近くにオープンした同店。ランチとディナータイムに営業していたが、ランチ営業を取りやめ営業時間を翌2時までに延長した。

 深夜営業を始めた理由について、オーナーシェフの馬場澄人さんは「オステリアとはイタリアの居酒屋のような言葉の意味。金町近辺には現在深夜までワインなどを飲める場所がなく、常連客中心に要望が多かった。これをきっかけに食事もつまみもできる『深夜のワイン食堂』を目指していきたい」と話す。

 ディナーコースも用意する同店だが、2月から店内にスタンディングブースを設け、気軽に飲食できるスペースを確保。つまみなどは300円台からとリーズナブルに設定し、「深夜に仕事帰りにちょっと一杯通える店にしていきたい」とも。そのため、深夜に気軽に食べられる焼きたてのパン生地にサラミや生ハムを挟むピアディーナの提供も開始。パン生地を200円で提供し、好みの具材(100円~)を挟むスタイルで提供する。

 深夜営業開始後、「ブラインド勝負」の企画も始めた。同店にある白・赤の計4組8本のワインから味を見極めて当てるもの。ワインはその日の入荷によって種類が異なるが、一口分のテイスティングで銘柄を当てるとワイン1杯を無料にする。

 ワイン担当で馬場さんの妻のまゆみさんは「来店客にサービスのつもりで割引を考えていたが、通常の割引ではつまらない。来店客とのコミュニケーションもできる方法として考えた。ハズレでも半額でワインを提供できるので、これを機にワインの楽しさをもっと感じてほしい」と話す。

 今後について、澄人さんは「メニューにないものも、その日の食材などで提供できる、使い勝手のいいワインを中心とした深夜食堂を目指したい。疲れた仕事帰りなどにぜひ立ち寄ってほしい」と話す。

 ブラインド勝負は事前の問い合わせが必要。営業時間は18時~翌2時(土曜・祝日は24時まで)。日曜定休。ランチは予約制。

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