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葛飾・水元の就労支援事業所でマルシェ ゆるキャラ「まあくん」も登場

代表の堀合義弘さんとラビトン王国の王子「まあくん」

代表の堀合義弘さんとラビトン王国の王子「まあくん」

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 障がい者就労継続支援B型事業所「叶夢(かなん)」(葛飾区南水元2)が10月2日、「第4回叶夢珈琲(コーヒー)マルシェ」を開催した。

ラビトン王国の王子「まあくん」オリジナルCD

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 ハンドピッキングで自家熟成甘味焙煎(ばいせん)のコーヒー豆を販売する同事業所。今年6月から開催している同イベントは、コロナ禍によりさまざまなイベントが中止となっている中で、「自分たちでイベントを作ろう」という思いから始まったという。

 コーヒー豆やオリジナル雑貨など普段取り扱っている商品をイベント価格で販売するほか、出展希望者によるゲストショップが出店。葛飾区のご当地ヒーロー「ゼロング」など毎回ゲストキャラクターがして登場しマルシェを盛り上げ、物販も行う。当日は、区内のイベントなどにも登場しているゆるキャラ、ラビトン王国の王子「まあくん」が登場。オリジナルCDを販売したほか、写真撮影にも気さくに応じていた。

 代表の堀合義弘さんは一般企業に勤めていたが、2012(平成24)年に独立。障がい者支援事業を知り、2017(平成29)年に同事業所を開いた。堀合さんは「店は名もない一方通行の通りにあるので、なかなか人が入りにくい、通った人にしか気付かれない弱みを解消したかった」と話し、地元の人に知ってもらうため、コーヒー豆の販売だけでなく、ゲストキャラクターやアーティストとのコラボイベントやオリジナルグッズの制作などを行っている。

 今回、ゲストショップとして出店した「西水元福祉館」(西水元3)のスタッフは「遠方から来ている人もいて驚いた。堀合さんは福祉業界に必要な原動力で勉強になる。出展して良かった」と振り返る。出店希望者が増えているため、11月は紅茶販売店、アロマ専門店が出店予定。アロマのワークショップも予定している。

 堀合さんは「やっと地元にも知られつつある。店舗前にあるコーヒー豆の自動販売機が売り切れになることもあり、定期的に購入してくれている人がいるという手応えがある。イベントもできるだけ長く続けていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~17時。土曜・日曜・祝日定休。マルシェの開催は毎月第1土曜の10時~16時。

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