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ディスコ好きが集う「立石ディスコアフタヌーン」再開 障がい者も一緒に楽しむ

立石ディスコ実行委員会の皆さん。右から2番目が代表の大嶋高士さん

立石ディスコ実行委員会の皆さん。右から2番目が代表の大嶋高士さん

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 葛飾区青戸地区センター(葛飾区青戸5)で10月30日、「立石DISCO(ディスコ)アフタヌーン」が21カ月ぶりに再開された。

「立石ディスコアフタヌーン」の様子

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 立石の「クラブハウス夢幻(むげん)」(立石7)で2003(平成15)年、1970~80年代のディスコナンバーを愛する葛飾のディスコ好き・イベント好きが企画運営する「立石DISCO」が始まり、2005(平成17)年からはボランティアの思いから、障がい者も参加できるようにした「立石DISCOアフタヌーン」が隔月の日中に行われるようになったという。

 実行委員会代表の大嶋高士さんは「少額の参加費で、障がいのある方も含め、家族連れや子どもなど、みんなで楽しめるイベントを開きたかった。スタッフは全員ボランティアで構成され、収益金は障害者施設や災害被災地へ寄付している」と企画意図を話す。

 参加者は20~50代と幅広く、ハロウィーンに合わせて仮装で参加する人もおり、音楽に合わせて体を動かしていた。障がいをもつ息子の夢生(ゆめき)さんと一緒に参加していた直田恵子さんは「障がい者も気軽に参加できるイベントを昼間に開いてもらえるのはありがたい。今日は久しぶりに再開されたので、子どもたちは同窓会のように楽しんでいた」と話していた。

 これまで会場として使っていた夢幻は、立石駅前の高架化の工事に伴う駅前開発エリアにあるため、今後、建物が取り壊しとなる。大嶋さんは「夢幻に代わる場所を探しており、ボランティア活動、チャリティーイベントを理解していただき、どなたかに場所を提供していただけたら」と呼び掛ける。

 今後については、「いまだコロナ禍であることには変わりなく、人数制限、マスクの着用、大声禁止、距離を取って踊り、換気時間を設けるなど、工夫しながら今後も続けていく」という。

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