荒川河川敷の堀切水辺公園(葛飾区堀切1)で4月21日、「菜の花花摘みイベント」が行われた。
満開を迎えた菜の花を、近所の保育園の園児や地域住民が自分たちで花を摘み取り、持ち帰ることができる同イベント。コロナ禍の影響を受け、3年ぶりの開催となった。
「葛飾あらかわ花いっぱい事業」の一環として、同園では2013(平成25)年から園内の一部を花畑とし、花の生育に合わせてイベントを開いている。花畑の広さは422平方メートル。
花畑には昨年10月に種をまいた約2500株の菜の花が植えられており、当日は、双葉保育園(東堀切1)、南堀切保育園(堀切1)、小菅保育園(小菅2)の園児や地域ボランティアなど約60人が参加。普段は園内の植物採取はできないため、思い思いに花摘みを楽しんだ。
イベントに参加した園児たちは「このお花切って」「きれいなお花。保育園で育てたい」などと楽しみながら花摘みを行った。小菅保育園の保育士は「コロナ禍でイベントを体験する機会が少ない中、3年ぶりに開かれたこのイベントに参加でき、園児たちはとても喜んでいる」と話す。
同園では今後、5月下旬から6月中旬にかけてハナショウブが見頃を迎えるほか、秋にはコスモスの花摘みイベントを予定している。