新小岩ルミエール商店街に大衆居酒屋「アカマル屋新小岩店」(葛飾区新小岩1)がオープンして間もなく3カ月になる。経営は飲食店経営を手がける「三光フードマーケティング」(新宿区)。同ブランドとしては10店舗目で、葛飾区初出店となる。
同社は居酒屋チェーン「金の蔵」をはじめ、多くの飲食店ブランドを展開する企業。近年では飲食店経営だけでなく、水産業にも進出して話題を集めている。
席数は82席。串メニューや一品料理を中心に提供する。串焼きでは「豚かしら」(158円)が一番人気で、低温調理処理した「レバ刺し」(748円)、もつ煮(410円)、「厚切り牛タン炙(あぶ)り焼き」(748円)なども人気だという。
同社広報担当者の小林茉莉さんは「ビジネスパーソンをメインターゲットに、都心にブランド展開していたが、コロナ禍の影響で都心店舗の売り上げが低下している。現在はリモートワーク利用者や家族利用を目指して郊外型の出店を増やしており、(新小岩店の)オープン後の売り上げは想定よりも上回っている」と話す。
現在、利用客はビジネスパーソンをはじめ、女性客や家族連れが多いという同店。小林さんは「当初は商店街内にあるため、テイクアウト中心の営業も検討していたが、現在は昼飲み需要があり好調。今後も状況を見ながら郊外ニーズをつかんで展開していきたい」と話す。
営業時間は12時~23時。