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「劇団よしもと葛飾座」で葛飾区民とよしもと芸人が共演 ユーチューブで配信

「劇団よしもと葛飾座」公演の様子

「劇団よしもと葛飾座」公演の様子

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 「第7回劇団よしもと葛飾座」の公演「おまわりさんの最後の日」が3月11日、テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で行われ、今月17日からユーチューブで限定配信している。

「第7回劇団よしもと葛飾座」の出演者

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 葛飾区の産業復興を目的として、テクノプラザかつしかと吉本興業の共同企画として2016(平成28)年に始まった同公演。今年で7回目を迎え、2年ぶりに一般客を入れての公演となった。

 同劇団に集まったメンバーは葛飾に在住する10歳~78歳の有志メンバー。総勢26人の葛飾区民が舞台で生き生きとした演技を見せた。

 公演終了後、警察官役・井本節山さんは「全公演参加しているが、何回やっても面白い。葛飾を舞台とした物語なので、ふるさとを再発見するようなこともある」と言い、後輩警察官役・山崎義行さんは「大勢のお客さんがいる中での公演が久しぶりで、オンラインと違い、直接見てもらえるのはうれしかった」と喜びの表情を見せた。

 小学1年の時から参加している小学6年の神成咲希さんは「舞台は毎回内容が違い、学校ではできない経験ができ、普段言えないことをせりふとして言うのは楽しい。葛飾区のたくさんのいいところを伝えられるコンテンツ」と話す。

 主演を務めた吉本興業の芸人・芦澤和哉さんは「今回は練習期間が過去一番に少なかったが、皆さん完璧にやってくれた。子どもたちも自分たちでギャグを考え、それに合わせて脚本を変更することもあり、すごく刺激になった」とメンバーの積極性に満足しつつも、「もっとお客さんをウケさせたかった」と悔しさもにじませた。

 2回目の参加となった吉本興業の芸人・石川ことみさんは「有志メンバーの皆さんレベルが高く、芸人さんのいない練習でも、意見交換や自主練に積極的に励んでいた。今後も、より良いものができていくと感じた」と期待する。

 プロデューサーを務めた「よしもとエリアアクション」の角田剛さんは「葛飾座は世代間交流がコンセプト。普段知り合えない幅広い世代の人とコミュニケーションを取って舞台を作り上げていくことは、非常に良い体験になる。これからも、このイベントは継続していきたい」と意気込む。

 公演の様子は5月7日10時まで、ユーチューブ「吉本興業チャンネル」で無料配信する。

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