葛飾のギフト店「サラダ館白鳥店」(葛飾区白鳥2)で6月10日・11日の2日間、「親子で楽しむボードゲーム会」が3年ぶりに開かれる。
同会は2015(平成27)年に初開催。「初心者にも遊んでもらうことで、その楽しさを知ってもらい、日常の生活の中で、親子でコミュニケーションが取れるボードゲームを使ってもらえれば」という思いから、店主の大木一弘さんが企画した。
コロナ禍で中止が続いたが、今回3年ぶりの開催に大木さんは「コロナ禍も落ち着き、ようやく開催に至った。ルールの難しさや取っつきにくさもあるボードゲームだが、初めてでも楽しめるゲームを選ぶので気軽に体験してもらい、大人も子どももボードゲームを楽しんでもらいたい」と意気込む。
もともと趣味でボードゲームを楽しんでいた大木さんが、創造力や語彙(ごい)力を高める教材としても利用できることを知り、子ども連れの来店客にも知ってほしいと考え、2016(平成28)年にボードゲームの販売を始めた。現在は320種類を扱う。
大木さんは「児童館や学童とのつながりができ、地域の子育てイベントなどにも参加させてもらった。ギフトや贈答品などの儀礼で使う品物の需要は東京ではどんどん少なくなっているが、その代わりに地域に求められているものや当店にできることを打ち出して、地域の人に喜ばれることをやっていきたい」と話す。
開催時間は、10~12時、13~16時。1時間ごとの予約が必要。参加費は1人1時間200円。申し込みは同店ホームページやSNSで受け付ける。