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金町の「バイシクルコーヒートウキョウ」リニューアル 開放的な空間が特徴

店長の糸数有沙さんと、スタッフのダニエルピアソンさん

店長の糸数有沙さんと、スタッフのダニエルピアソンさん

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 「Bicycle Coffee Tokyo(バイシクルコーヒートウキョウ)」(葛飾区金町2)が葛飾・金町にリニューアルオープンして、4月1日で1カ月がたった。

「バイシクルコーヒートウキョウ」店内の様子

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 オーガニックコーヒーを提供する同店。建て替えのため一時店舗を移転していたが、8階建ての新築ビル「レイオーバー金町」1階に新店舗が完成し、営業を再開した。アウトドアブランドの輸入代理店「サンウエスト」が経営する同店は、カフェと焙煎(ばいせん)所に、同社が取り扱うスポーツ用品、アウトドア用品のストアを併設する。1階と2階には区切りがなく、開放的な空間が特徴。

 同社の清水大輔さんは「バイシクルコーヒートウキョウは、サンフランシスコのベイエリアで創業したコーヒー会社『Bicycle Coffee(バイシクルコーヒー)』の東京支店に当たり、2013(平成25)年にオープンした。始まりはメッセンジャーバッグのイベントでバイシクルコーヒーのチームと意気投合し、彼らの事業コンセプトに共感したことがきっかけ」とコーヒー事業に参入した経緯を話す。事業を始める際は、本部があるカリフォルニア州オークランドまで赴き、研修を受けたという。

 清水さん「お薦め」のコーヒーは苦みがほとんどなく、酸味と甘みを感じられるグアテマラ産シングルオリジンの「ミディアムロースト」(500円)。その他、酸味が苦手な人向けの「ダークロースト」、3種類の豆を配合した「ブレンド」、特別な方法でカフェインを除去した「デカフェ」(各500円)の計4種類のコーヒーをそろえる。カフェでは、軽い食事やアルコールも用意。コーヒー豆はオークランドから年3回仕入れ、東京都心の卸先へ焙煎したてのコーヒー豆を自転車で配達するなど、品質にもこだわっているという。

 建物は3階から上が賃貸住宅で、ビル全体を同社がプロデュースしている。現在、2階のコワーキングスペースは住人専用だが、今後は一般に向けたイベントスペースとしても活用する予定。清水さんは「マンションにお住まいの方や来店する方には、店内の開放的な空間を好きになってもらいたい。今後はカフェとストア、住居も備えた建物全体での価値提供を続けていきたい」と意気込む。

 営業時間は8時~18時。月曜定休。

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