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亀有の酒販店が営業時間拡大-テイスティングカウンターにつまみも

深夜営業の風景。ワインを注ぐ高澤さん

深夜営業の風景。ワインを注ぐ高澤さん

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 亀有駅南口にある酒販店「酒匠(さかしょう) T-STYLE」(葛飾区亀有3、TEL 03-6231-2239)が11月1日から深夜営業を始める。

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 昨年3月、亀有地域では珍しく日本酒とワインを中心とした酒販店としてオープンした同店。配達などを行わず、店主の高澤浩昭さんが酒蔵やワイナリーまで足を運んだ酒類を並べ、季節やイベントに合わせた「提案型営業」の店舗運営を行っている。

 今回の営業時間拡大について、高澤さんは「開店当初からワインや日本酒の味を知ってもらい、納得してもらって購入してもらうよう試飲コーナーを設けてきた。現在では試飲を中心に会社帰りに一杯飲んで帰る利用客もいるほど。今回の拡大は、来店客のニーズも高まり、ワインの味をより知ってもらうために行ったもの。従来の販売スタイルは変わらない」と話す。

 今回の変更で深夜12時まで営業を行う。以前まで立ち飲みがメーンだった店内には新たにいすを置き、来店客の滞在を促す。営業時間について「あくまでも深夜12時まで開いているが、自分の気力次第でさらに延長営業もあり得る。終電などで帰ってくる利用客も狙いたい」とも。

 これまで赤・白ワインは2種ずつだった試飲も、1日から各4種ずつへ拡充。ワインや日本酒に合うつまみなども販売する。つまみなどは店内でも試食も可能。「つまみと合わせることによってよりワインの味がわかりやすくなるはず」と高澤さん。

 今後については、「ボージョレ・ヌーボーの解禁日も近く、初めて自店舗での解禁イベントも考案している。来店客とより身近になれるようなサービスを目指していく」と話す。

 営業時間は12時~24時(日曜・祝日は20時まで)。

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