ガムに印字する「ガムレター」-タカラトミー、ロッテとコラボし発売へ

商品上部に板ガムをくぐらせるとそれぞれのメッセージが印字される。

商品上部に板ガムをくぐらせるとそれぞれのメッセージが印字される。

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 タカラトミー(葛飾区立石5)は6月1日の「チューイングガムの日」にちなみ、同日「ガムレター」を発売する。

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 ロッテ(新宿区)とのコラボレーションによる同商品。板ガム市場の高いシェアを誇っていることからロッテの板ガム専用の仕様となっており、流通しているロッテのガムすべてに対応する。

 同商品は、長さ約8.4センチの付属のトレーに銀紙で包まれた板ガムとメッセージプレートをセットし、本体上部の差込口にトレーを挿入、ハンドルを回すだけで板ガムの銀紙とガムそのものにメッセージを刻印することができるもの。「ベーシックレター」「アシストレター」「ハッピーレター」の3種類を用意し、それぞれ「ありがとう」「ごめんね」「ファイト」などのメッセージを3種類ずつ同梱している。

 開発を担当したライフマーケティングチーム係長の菅沼賢一さんは「ボトルガムなどもそうだが、オフィス内でガムをかんでいる人は多い。身近なアイテムを使って普段ちょっと言えないメッセージを伝えるコミュニケーションツールになれば」と話す。

 日常使いやすいよう、ガムの収納部分を設けて板ガムがバラつかないように配慮した。さらに、ガムは縦横を気にすることなく入れることができるため「収納時のストレスを感じさせない」という。「毎日使うものなので、飽きさせないこと、ストレスを感じさせないことを重要視した」と菅沼さん。

 印字のメッセージについては社内外でアンケートをとり、人気のある9メッセージを採用。多くあったのが社内では言えない感謝や謝罪の言葉だったという。「愛を表すメッセージよりも、普段言えない職場での感謝や謝罪の言葉が多かった。今後は定型文だけでなく、オリジナルのメッセージが作れるようなものも開発したい」と話す。

価格は各945円。全国の玩具専門店、雑貨販売店・量販店の玩具売場などで販売する。

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