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東京聖栄大が「秋の味覚弁当」 アリオ亀有で限定販売

青木区長ほか試食会参加者と東京聖栄大学の学生たち

青木区長ほか試食会参加者と東京聖栄大学の学生たち

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 東京聖栄大学(葛飾区西新小岩1)が開発した「秋の味覚弁当(葛飾区コラボ東京聖栄大学監修弁当)」が11月27日・28日の2日間、イトーヨーカドーアリオ亀有店(亀有3)で販売される。

「秋の味覚弁当」試食会の様子

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 葛飾区は2014(平成26)年より、栄養バランスの整った食事や健康情報を提供する飲食店を「かつしかの元気食堂」として認定する事業を同大と進めており、同大は主にレシピ開発までを行ってきたが、今回、イトーヨーカ堂の協力で弁当製造・販売までを手掛けるに至った。葛飾区で企業・学校・行政(産・学・官)3者が協働し、弁当を開発・販売するのは初の試み。

 販売に先立ち11月12日、葛飾区役所で試食会が行われた。弁当開発に携わった4人の同大生が弁当の説明を行った後、青木克德区長、田所忠弘同大学長、イトーヨーカ堂アシスタントゾーンマネジャーの山本孝英さんが試食を行った。青木区長は「とてもおいしく頂いた。塩分控えめながら、味がしっかりしている。区民の健康増進のために、これからも健康を意識したメニューを作ってほしい」と期待を込める。

 同大生4人は「葛飾区民の食生活を調査したが、野菜の摂取量が少なく、摂取カロリーが高めという結果が出た。これを基にレシピを考えていった。ヘルシーで秋の食材を用い見た目も鮮やかなので、特に女性やシニア層、ダイエット中の人、テレワーク中の人に食べてもらえたら」と話す。

 同席したイトーヨーカドーアリオ亀有店の遠藤治伸店長は「学生の思いを感じた。弁当はアリオ亀有店だけでの発売だが、今回の実績を踏まえ、区全体、そして東京都全体の店舗にも拡大していきたい」と展望を話す。

 同弁当はイトーヨーカドーアリオ亀有店の食品フロアで1日150食、合計300食を販売。同大生も売り場に立つ。

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