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青戸で「こどもとたのしむ和菓子の会」 日本の四季や食文化伝えたい

講師の増田真梨さんと幼児たち

講師の増田真梨さんと幼児たち

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 葛飾・青戸で10月28日、幼児~小学生対象の和菓子作り教室「こどもとたのしむ和菓子の会」が行われた。

和菓子作りを楽しむ幼児たち

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 同会は7月に初開催。講師の増田真梨さんは2児の母で、2016(平成28)年からオーガニック日本茶通販専門店を経営している。日本茶に合うことから和菓子作りを始めたところ、「子どもが興味を持つようになり、粘土感覚で作れる和菓子作りの楽しさと和菓子のおいしさ、そして日本の四季や食文化について子どもたちに伝えたい」と考え開催に至ったという。

 今回、参加した5人の幼児が作ったのは、ハロウィーンを思わせる「おばけちゃん」。求肥(ぎゅうひ)を柔らかくなるまでこねてお化けの形にし、中に白あんを入れ、ゴマで目を、ピンクの求肥でほっぺたを装飾。練り切りを粘土のようにこねる幼児の笑顔が見られた。

 同会では、同じ和菓子を2つ制作し、1つはその場で食べ、1つは持ち帰ることもできる。参加した4歳の幼児は「お餅をこねて目を付けるのが楽しかった。帰ったらお姉ちゃんに食べさせてあげる」と笑顔で話す。

 幼児が和菓子を作っている間、保護者は傍らで見守る。参加した30代の母親は「今回が2回目の参加。これまで和菓子は食べず嫌いだったが、自分で作る和菓子はおいしそうに食べてくれる。次回も楽しみ」と感想を語った。

 増田さんは「コロナ禍で子どもたちのイベントが少なくなってしまったが、幼稚園や保育園、学校以外で、こうして子どもたちやママたちが楽しく過ごせる場所を提供していきたい」と意気込む。

 開催は水曜15時30分~16時。参加費は材料費込みで1,500円。要予約。

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