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葛飾・立石で「夏の子ども向け講座」 ごみ減量や3Rの大切さ伝える

講座に参加する子どもたちと講師の片山緩子さん(右)

講座に参加する子どもたちと講師の片山緩子さん(右)

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 かつしかエコライフプラザ(葛飾区立石1)で7月22日・29日、8月3日・5日の4日間、「夏の子ども向け講座」が開かれた。

夏の子ども向け講座「ペットボトルハット」作りの様子

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 解体現場で発生する端材のタイルや身近なペットボトルのキャップなどを利用し、ごみ減量と3R(リデュース・リユース・リサイクル)について楽しく体験できる小学生向けの同イベント。主催は葛飾区リサイクル清掃課。

 同イベントは、2011(平成23)年より夏休み期間中の小学生を対象として開催しており、今年は4日間で8つの講座を開いた。新型コロナウイルス感染症が5類に移行したことから、一部の講座については前年より定員を増やしたが、どの講座も定員を上回る応募があった。

 ペットボトルのキャップを利用し、帽子型のマグネットを作る「ペットボトルハット」の講座に父親と一緒に参加した渡辺茜ちゃんは「布でキャップを包むのが難しかったけど、作るのはとても楽しかった。家に帰ったらまた作って、今度はリボンを付けたい」と笑顔を見せる。講師の片山緩子さんは「楽しく工作をする中で、どのようなものが再利用できるか考え、それを持ち帰った後、普段の生活でも資源やリサイクルについて、子ども自身で考えるきっかけになれば」と期待を込める。

 リサイクル清掃課の後田修弥さんは「少しずつだが、コロナ禍前の活気が戻ってきた。今回のような講座はごみ減量・3Rを小学生に伝えていく大切な機会。かつしかエコライフプラザでは、定期的に講座を開いているので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。

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