ユージン(葛飾区立石5)は1月1日、タカラトミー子会社4社と合併し、同5日に「タカラトミーアーツ」に社名変更した。
合併先は同じタカラトミーの連結子会社であるユーメイト、ハートランド、すばる堂の3社。存続会社はユージンとなる。ユージンはガチャガチャやフィギュア、ユーメイトは小物玩具や水物玩具、ハートランドはぬいぐるみ事業、すばる堂は玩具菓子の事業をそれぞれ得意としている。
今回の4社合併で新会社は、小物玩具を幅広く取り扱う総合玩具会社へと生まれ変わり、経営資源と企業風土の一体化を図る。また合併によって「それぞれが得意としているジャンルを共有し、さらなるシナジー効果を生み出していきたい」とマーケティング事業本部の有賀(あるが)さんは狙いを話す。
社屋は旧ユージンに集約し、現在はそれぞれのスタッフとの交流も始まっている。合併後の社内の雰囲気は良好で「面白いキャラクターをしている個性的なスタッフが増えた。このスタッフたちの化学反応が起こるこる予感がする」(同)と期待を膨らませる。
同社は今月13日から東京国際フォーラム(千代田区)で開催される「TOYフォーラム2009」で新商品を出品する予定。出品アイテムについては「新会社の目玉になるようなもので、ぜひ期待してほしい(同)」と話す。