テクノプラザかつしか(葛飾区青戸7)で7月28日、「葛飾区認定製品販売会(かつしかミライテラス)」が初めて開催された。
内容は、工業・商業・観光業など区内の8団体42社が、区内で生産・販売されている商品の販売も行う展示会。約1000人が来場した会場では、印伝や羽子板、ハサミなどの伝統職人の手作り工芸品や、シリコンゴムの特性を生かした「ほこりトリ」などの工業製品、区内の和菓子店・ケーキ店によるオリジナル商品も販売された。
今回は、枝豆や小松菜などの葛飾区産野菜なども販売。区内の農家から早朝に仕入れた野菜は午前中でほとんどが売り切れるほど人気だった。買い物に来た50代の主婦は「毎回の楽しみで、新鮮な野菜が手に入ってうれしい」と話す。
観光クイズ「葛飾検定」を行った葛飾区観光協会の関係者は「ヒントを各ブースに置くことによって、各団体とコミュニケーションを図るイベントを行った。参加者が楽しんでくれた模様でうれしい」とも。
同イベントは年度内に2回開く予定で、次回開催は来年1月以降を予定。区担当者は「これから出店者と協議を行いながら区内認定商品のPRを、さらに推し進めていきたい」と話す。