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立石の「タマリバ」目指す―南イタリア料理とワインの店、開店

生ハムをスライスする石井さん

生ハムをスライスする石井さん

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 立石駅通り商店街に7月2日、「立石バル TAMARIBAR(タマリバ)」(葛飾区立石4、TEL 03-5670-1325)がオープンした。

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 オーナーシェフの石井裕士さんは、生まれも育ちも葛飾区内。赤坂や銀座のレストランで16年間コックとして勤務し、1年半のバーテンダー経験を経て独立した。「1号店は地元で」との思いがあったという。店名は「地域の人にとってのたまり場にしたい。名前の通り、気軽に立ち寄れるアットホームな居場所にしたい」との思いから付けた。

 同店はプーリア州を中心とする南イタリアの郷土料理を、日本人の舌に合うようアレンジして提供する。石井さんは「南イタリア料理は、フレンチと比べて気取らない雰囲気が気に入っている。机の上に小皿をたくさん並べて、皆でつまみながらワイワイおしゃべりするのが本場の楽しみ方」と話す。ワインは「北から南までのイタリアワインを取りそろえている。イタリアワインは渋みが少なく、軽くて飲みやすい。取りあえずビール、の感覚で試してほしい」とも。

 おすすめは、豚肉と数種類のハーブをブレンドしたソーセージ「自家製極太サルシッチャ」(880円)。「肉のうま味が濃厚でピリッとスパイシー」石井さん。そのほか、生地から手作りする「焼きたてのマルゲリータピザ」(620円)、サンダニエーレ産の生ハムのブロックを目の前でスライスする「生ハム」(Sサイズ720円、Lサイズ980円)などを提供。石井さんは「塩気が強く、肉のうま味がガツンと感じられる生ハムはお酒が進む」と話す。同店で一番注文が入るという「TAMARIBARハイボール」は甘口で女性客にも人気だが、何をブレンドしているかは企業秘密だという。

 オープンして1週間で、すでにカップルや女性客の評判を集めている。石井さんは「ワインによく合う軽めの食事を豊富に取りそろえている。立石でハシゴするときの2軒目、3軒目としても良いのではないか。女性の一人客も歓迎」と話す。

 営業時間は16時~午前2時。

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