環境と収穫の大切さを学ぶ-金町小学校で稲の収穫祭

収穫される稲。児童たちは半年かけて育成を行った。

収穫される稲。児童たちは半年かけて育成を行った。

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 葛飾区立金町小学校(葛飾区金町3)で9月8日、児童らによる稲の収穫祭が行われた。

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 当日は全校児童が集まり、各学年の代表が稲刈りを行った。稲刈りを前にボラティアスタッフの佐藤さん・細谷さんの2人が生徒たちに稲刈りの方法を説明。児童らは真剣に耳を傾けた。

 同校の第2校庭の一角で稲が栽培されたのは今年が初めて。2年生と5年生が中心となり栽培を行ってきた。稲作の指導には地域のボランティアスタッフや教職員たちが当たった。

 夏休み中には、交代で教職員たちが稲の成長を見守り、7月22日にはあぜ作りも行った。児童・地域・教職員たちが一丸となった5カ月近くにわたる活動が、今回の収穫につな繋がった。

 児童らは自分たちで刈った稲をわらで束ね、校庭の別の場所へ移動。ハードルを使った干し台に乗せて乾燥させるところまで作業を行った。収穫し、精米した米は児童らで食べる予定。

 同校の土屋以都子校長は「稲を育てることを通して、命・自然の大切さや食物連鎖のありがたさを学んでほしい。今後も児童らに自然と環境を肌で体験してほしい」と翌年以降の活動に向けた意欲を語った。

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