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和太鼓演奏集団「彩」、亀有で単独公演へ-エリートからエンターテイナーへ

彩の公演時で演奏を行う葛西さん

彩の公演時で演奏を行う葛西さん

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 亀有リリオホール(葛飾区亀有3)で6月1日、和太鼓演奏集団「和太鼓グループ 彩(さい)」の単独公演「COLORS(カラーズ)」が行われる。

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 メンバー10人で構成される同グループは、それぞれ大きさの異なる和太鼓で演奏を披露。和太鼓を利用した古典楽曲だけでなく、ジャズナンバーやオリジナルナンバーなど幅広い楽曲を演奏する。

 結成は2005年。桐蔭学園高等学校(神奈川県横浜市)の和太鼓部の元同級生たちによって、所属する東京大学内で結成。現在代表を務める葛西啓之さんは「高校入学時の新入生歓迎祭で衝撃を受けた。自分も演奏できればと憧れるようになった」と和太鼓と出合ったきっかけを話す。

 結成後は大学の学園祭などを中心に活動。4人で結成した和太鼓メンバーは10人へと成長し、発表の場も増えた。しかし、大学4年になり、結成メンバーは就職や進路のために引退。その当時を葛西さんは「和太鼓奏者として生きていきたいと思ったが、そんなに甘いものではないと思った。就職することで和太鼓への気持ちや未練を打ち切りたかった」と話す。

 東大卒業後、大手広告代理店・電通に入社。マーケティングや営業などに従事し、和太鼓に一切触れない時期もあったという。「当時就職した理由もプロの奏者として先行きの明るい未来が想像できなかった。会社に入ってからは仕事に打ち込み、和太鼓への気持ちも薄らいだ」とも。しかし、引退後に手伝った後輩たちの演奏を見た時、「彼らが生き生きとして演奏している姿に魅了された。自分の方向が決まった瞬間だった」と決意。2010年1月に現役復帰し、和太鼓の演奏に打ち込んできた。

 現在は電通を退職し、プロの和太鼓奏者として歩み始めた葛西さん。現在は同グループの出演交渉や曲作り、プロモーションなども手掛け、活動拠点を亀有に移した。メンバーとの共同生活を行いながら奏者としての活動に取り組んでいる。

 今回の単独公演の「COLORS」の意味について、「卒業後にメンバーたちはそれぞれの仕事で離れることが多かった。一緒に練習ができない分、ソロパートの練習を行うようになった。その結果、それぞれメンバーの特色が出て、そのオリジナリティーが生まれてきた。昨年の単独公演とは異なり、メンバーの魅力を生かせるライブになっていると思う」と話す。

 今後について、葛西さんは「演奏を楽しみにしてくれる人は老若男女幅広い。自分たちは来場者に感動と元気を与える演奏を続けていきたい。今後も元気や気持ちを伝えるエンターテイナーとして活動していければ」と話す。

 17時開場、17時30分開演。料金は、大人=2,500円、小学生以下=1,000円。チケットはホームページでも販売する。

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