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葛飾柴又で「寅さんサミット」開催へ シリーズ撮影ロケ地12地域の特産品販売も

故郷の柴又を見守っている寅さん

故郷の柴又を見守っている寅さん

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 柴又帝釈天(葛飾区柴又7)を中心とした、葛飾柴又で11月7日・8日、「寅さんサミット2015」が行われる。

サミットの成功を願う原山さん

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 国民的映画「男はつらいよ」シリーズを通じ、「日本の原風景を守り、後世に伝える」をテーマに掲げ開く同イベント。

期間中、映画の主人公「車寅次郎」(寅さん)の故郷・柴又エリア主体となり、寅さんが劇中で訪れた地域から12地域がそれぞれブースを出展。中には、オーストリア共和国ウィーン市の参加もあり、各地域が特産品販売などを通じて各地の風土を伝えていく。

 映画「男はつらいよ」上映会など一部のイベントではオリジナル缶バッジを贈呈するほか、柴又帝釈天参道の各店で「寅さんメニュー」が期間限定復活、柴又帝釈天の原風景写真展、寅さん記念館で昔懐かしい遊び体験など、「昭和の香り」を親子3代で楽しめる。

 葛飾区地域振興部観光課の原山勇人さんは「各自治体の物産展だけでは終わらせたくない。日本国内だけでなく世界に広がった映画のロケ地をつなぎ、いろいろな視点で、寅さんを知らない世代に古き良き時代の原風景を楽しんでもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~16時。柴又帝釈天参道の店舗は11月7日のみ18時まで営業する。

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