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葛飾で「堀切麺グランプリ」 25店舗参加、今年は電話投票採用

「堀切麺グランプリ2021+1」のぼり~堀切は菖蒲の花と麺のまち~

「堀切麺グランプリ2021+1」のぼり~堀切は菖蒲の花と麺のまち~

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 葛飾区堀切の飲食店が参加する「堀切麺グランプリ2021+1」が現在、行われている。

「堀切麺グランプリ2021+1」ポスター

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 2018(平成30)年に第1回が開催されて以降、毎年冬の恒例イベントとなっており、4回目となる今回は開催時期をずらし、年をまたいだため「2021+1」となった。主催は堀切中央商店街振興組合、堀切一番街商店会、堀切菖蒲園通り商和会。

 堀切は元々ラーメン店や町中華店が多く、数年ほど前からラーメン店を目的にした他県ナンバーの車が目立つようになったという。実行委員の秋元成夫さんは「堀切のショウブは有名で、他県から見に来る人が多い。同じように他県からラーメンを目的に来る人がいるということは、次の名物はラーメンなのでは、と考えたことがきっかけ」と話す。

 同イベントはラーメンだけでなく、そば、うどん、パスタ、焼きそば、冷麺など全ての「麺」を対象にしており、参加店もラーメン店のほか、中華料理店、カフェ、居酒屋、焼き肉店、タイ料理店、そば店など多岐にわたり、堀切の街全体を巻き込みPRする。

 今回はコロナ禍での開催ということもあり、直接店舗に足を運ばずに参加できる仕組みを採用。公式サイトやパンフレットから「行ってみたい、食べてみたい」店を選び、電話で投票する。以前は投票用紙を使った形式で数千の応募があったが、参加店への負担も大きかったという。

 電話投票採用の理由について、秋元さんは「メールなどは利用する年齢が限られてしまい、郵送は手間がかかってしまう。いろいろな世代が参加できる形式を選んだ。電話だとダイレクトに反応が聞ける点が貴重。若い世代が商店街の人と話す機会も生まれ、商店街のフェイスブックページのフォロワーも増えた」と手応えを感じている。

 投票者全員の中から抽選で当たる今回の賞品は、A賞「上にぎり寿司3人前」、B賞「国産肉3,000円分」、C賞「好きなケーキ・プリンなど2,000円分」、D賞「福島県南会津町特産品」。「麺が好きな人は食べることが好きな人と感じる。そんな人たちに麺以外の少しぜいたくなものを食べてほしい」という思いを込めたという。

 2月6日まで。

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