葛飾のママサークルが1周年-次なる目標は「自分磨き」

左から対馬さんと押木さん。会員それぞれの個性を大事にしている。

左から対馬さんと押木さん。会員それぞれの個性を大事にしている。

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 金町を中心として活躍するママサークル「ほっとママ倶楽部」が1月16日、発足1年を迎えた。

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 同サークルは、代表の押木美智子さんと対馬眞代さんが中心となって金町周辺の子どもをもつ主婦で構成されている。「ママがハッピーなら家族もハッピー」をコンセプトに、ベビーマッサージやヨガ、英会話の教室などの各種イベントを行っている。

 立ち上げのきっかけは、子ども向けの出版社に務めていた押木さんと、キャリアカウンセラーの資格を持つ相馬さんとの出会い。「新しく引っ越してきた金町で仲間を作るのはとても難しかった。対馬さんとの出会いで、自宅で子育てをしているお母さんたちとワクワクするような活動がしたいと思った」と押木さん。

 ミクシィやブログでの情報発信のほか、近隣のカフェや商店に張り紙を貼るなどの活動を通じて現在は80人以上の会員がいる同サークル。他のサークルと異なる点については、「誰かのママ、というのではなくその人本人が活躍していける制度を採用している。ボランティアではなく、講習会を手伝ったり講師になった人には還元するシステムで自発的に行動する工夫もしている点」(対馬さん)を挙げる。メンバーやサポーターにはポイントカードを配布し、ポイントがたまると講演やイベントが割引になるサービスを行い、参加者の意識向上を図っている。

 講座は登録しているメンバーが講師として行われているものが多く、出産前に行っていた仕事や取得した資格を生かせるように工夫。「子どものママでもあり、家に帰れば妻の顔もある。しかし、働く女性としての一面も引き出していきたい。仲良し会のイメージではなく、互いが経験と知識を共有できる場所になれば」(押木さん)とも。会員だけでなく近隣のコーヒーショップや酒販店とのコラボによる勉強会なども開いている。

今後のテーマは「自分磨き」と話す2人。押木さんは「自分を成長させるサークルと発展させていければ。今は小さな会費で運営しているが、参加者にも講師にもメリットのある会にしていきたい」とし、対馬さんは「今後はさまざまな知識を資格を持った会員を増やし、会員それぞれが成長できる会にしたい」と話す。

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