タカラトミー（葛飾区立石5）は11月8日、チャックセンサー搭載のぬいぐるみ「チャックック」を発売した。

　同商品は本体の口部分にチャックがあり、開閉することによって音声が流れる玩具。音声は「笑い声」「ドレミ」「眠り（いびき）」の3パターンがあり、開く度合いによって音量も変化する。

　同商品担当者であるドール・ガールズ事業部の伊東淑江さんさんは「2歳児の子どもを持つ父親が開発した商品で、子どもがチャック遊びをしているときにひらめいた商品。単純なチャックを開閉する作業は子どもにとって楽しい行為。チャックの開閉によって音のパターンや違いを作ることで、3歳児以下の幼児が楽しめ、単純かつ長く遊べるように設計した」と話す。

　チャックの開閉時に音が出る「チャックセンサー」は独自に開発し、世界初のセンサーとなる。「静かにすることを『お口にチャック』という表現があるが、それを体現した商品。チャックを閉めることで、子どもたちの教育にも役に立つようになっている」とも。

　同商品は持ち運びしやすいサイズで、カラーバリエーションも6色を用意。広報部の山下由衣さんは「普段のおもちゃと異なり、カラーバリエーションを増やすことで持ち運びしやすい玩具として家でも外でも利用してほしい。どこでも利用することで親子のコミュニケーションを担うアイテムになってくれれば」と期待を寄せる。

　価格は各2,449円。全国の玩具専門店、百貨店、量販店の玩具売り場などで販売している。