亀有で野田首相が街頭演説-「どじょう」の演説にうなぎ屋の反応は

亀有駅前で投票を訴える野田首相

亀有駅前で投票を訴える野田首相

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 JR亀有駅南口(葛飾区亀有3)のロータリーで12月15日、野田佳彦首相が街頭演説を行った。

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 選挙日前日の亀有駅前には、小雨が降るにも関わらず野田首相の街頭演説を見守る人々でロータリーを埋め尽くした。

 野田首相は景気対策や福祉、中小企業対策など民主党政権が3年間行ったことをアピール。演説は約15分間行われ、明日の投票を呼びかけた。演説の終盤には聴衆からエールを送られる場面もあった。

 演説を聞いた足立区在住の40代主婦は「前回の総選挙のときには子ども手当などを期待して民主党に投票したが、おざなりになり育児・教育について期待ができない。明日はどこの政党に投票するか正直決めかねている」と話すなど厳しい声もあった。

 また昨年の代表選で、詩人の相田みつをさんの詩を例に挙げ「どじょう首相」と言われた野田総理。亀有でうなぎ店「川亀」(葛飾区亀有3)を営む仲林和夫さんは「この数年間景気が冷え込み、商店街の活気も失いつつある。新しい政権にはまずは景気回復、地域の活性化を願いたい」と商店街や中小企業の活性化について要望を述べた。

 第46回衆議院選挙は16日、投開票が行われる。

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