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亀有のギャラリーで「無意識に気付く」企画展

2010年の作品「サーフィン」

2010年の作品「サーフィン」

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 亀有のギャラリー「Gallery Barco(ギャラリー バルコ)」(葛飾区亀有3)で12月11日から、小沢裕子個展「Body Frontier(ボディー フロンティア)」が開催される。

「サーフィン」の一場面

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 小沢さんは1984年生まれ。2009年、武蔵野美術大学大学院修了。「『私』とはなにか」というテーマで、映像や言葉を独自の手法で用いた作品を作っている。意識や身体感覚について本質的な問いを投げかけることが多い。

 同展では、2010年の作品「サーフィン」などを展示。同作品はインターネット上で集めた映像や音声を編集し、小沢さんが恣意的(しいてき)に制作した字幕をつけた映像作品。わずか3分弱と短くシンプルな構成ながら、映像、音楽、字幕といった構成要素が一つにまとまったものが、次第にそれぞれの要素が本来別々に構成されたものであることを表現。まとまった要素に入り込んだ自分=映像作品を「作品」として鑑賞する自分から、要素が一つずつ引きはがされることで、「私」という意識を映像から体に戻すことを狙っている。

 会期中、ヨガインストラクターと、希望参加者とコラボしたインストラクション「エクササイズ2」も。暗室の中で、インストラクターの指示を聞きながらヨガを行う企画。その様子は暗視カメラで撮影し、最後に答え合わせをする。視覚情報がなく、言葉だけで体を動かす不思議な感覚と、自分の体がどこまであるのか認識が揺らぐ感覚を表現するという。「エクササイズ2」は14日16時~17時30分。参加無料。

 小沢さんは「見えなくなっているものを可視化したいと思った。作品を見て体験してもらった上で、ノイズとしてカットしている『無意識』の部分に気付いてもらえれば」と話す。

 開催時間は12時~19時。今月16日まで。

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