テクノプラザかつしかで「産業フェア」-区内の伝統職人集まる

自作の小松菜を持つ稲増さん。小松菜の旬は1~2月で、その時期の小松菜は甘みが増してカルシウムも豊富になる。

自作の小松菜を持つ稲増さん。小松菜の旬は1~2月で、その時期の小松菜は甘みが増してカルシウムも豊富になる。

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  葛飾区地域産業振興会館(テクノプラザかつしか=葛飾区青戸7)で10月16日~18日、23日~25日の6日間、「葛飾区・産業フェア~ものづくり夢づくり みんなで楽しむ25周年~」が行われた。

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 同フェアは今年で25回目。フェアは2部構成で、16日~18日は「工業・商業・観光展」、23日~25日は「農業・伝統産業展」が行われた。

 23日の「農業・伝統産業展」では、葛飾区で生産している農家の即売会や、区内在住の職人たちによる実演会も行われた。会場を訪れた40代の女性は「毎年楽しみにして来ている。今年も職人たちの技術を目の当たりにできてとても楽しい。今日は何か買い物をして帰りたい」と話していた。

 会場では、ドラマ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」で使われたセットジオラマも公開。ジオラマを見た20代の男性は「テレビドラマは見ていたが、画面に映っていない部分もしっかり作られている。ちょっと亀有らしい部分がないのが残念だが」と地元住民らしいコメントを寄せた。

 同展に参加した農家の稲増明彦さんは「葛飾区内で農業を営んでいる、というイメージは葛飾区民でも少ない。野菜は鮮度が高ければ高いほど味わいが増す。地元で採れる野菜について、この場を使ってアピールできれば」と話した。

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