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破壊された麗子像、6日のお披露目に向けて深夜の設置へ―足元を補強

工事関係者により、新しい姿に生まれ変わる麗子像

工事関係者により、新しい姿に生まれ変わる麗子像

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 今年5月19日未明に傾いたとみられる「こちら葛飾区亀有公園前派出所」に登場する人気キャラクター秋本カトリーヌ麗子の銅像が11月6日のお披露目を目前に、4日未明設置工事が始まった。

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 同像は今年3月14日に新しく建立された銅像の一つ。先月には同じく建立された「サンバ両さん像」が破壊され、今回で2例目。地元商店街の有志たちの夜間警備を行っていたが、19日未明に何者かによって曲げられ全国的なニュースとなった。

 銅像は葛飾区と地元商店街の協議を行い、土台部分の補強を行った新しい銅像を設置することに決定。以前までは台座に立っていた麗子像だが、今回はブロックに腰を掛けた麗子像となる。当初地元商店街が懸念していた「麗子の足が大根足になるのでは」という懸念は、ブロックで補強されることで解決された。

 工事は4日0時ごろから開始された。以前あった銅像はすべて撤去され、制作主である竹中銅器(富山県高岡市)のスタッフと地元工事関係者が設置した。銅像は一度破壊され、何者かによって修復されたが「強度の問題でこのまま修復するのは不可能」(地元関係者)と判断され、新しい銅像に生まれ変わった。

 工事関係者は「人為的に破壊されない強度で設計した。今後は破壊されず、みんなに愛される麗子像になってほしい」と話す。今回の修復予算約80万円は区が負担する予定だ。

 今回の事件に関して、地元関係者は「破壊された後も多くの観光客が麗子像見たさに訪れている。区の観光資源としてより愛される麗子像として訪れる全員に愛されてほしい」と話す。麗子像の詳細に関しては「お披露目の瞬間までのお楽しみ。ぜひ亀有に遊びに来てほしい」とも。

お披露目は6日10時から行われる「両さんベーゴマ大会」内で行われる予定。

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