四つ木つばさ公園（葛飾区四つ木1）で3月30日、漫画「キャプテン翼」の主人公・大空翼の銅像完成記念式典が行われる。

　同プロジェクトは、「観光」の切り口から地域とゆかりある資源を有効活用し、魅力あるまちづくりを進める葛飾区と、同作品の作者・高橋陽一さんの要望が合致する形で始動。高橋さんの生まれ育った四つ木地区に銅像を設置することになった。

　同公園は広さ934平方メートル。区の防災活動拠点として新設され、銅像のほか、災害時かまどになるベンチや、下水に直接流すことができるマンホールトイレ、防災倉庫なども設置される。

　銅像は高さ145センチ。翼の小学生時代の等身大で造られ、ユニホーム姿。高橋さんがデザイン監修を行っている。高橋さんは「作者冥利（みょうり）に尽きる。この銅像を見に多くの人に四つ木に来てもらい、地域活性化になれば」とコメント。区では、同作品の他のキャラクターの銅像設置を踏まえ、観光の観点から動線や設置位置などを2013年度に調査する予定。

　式典には高橋さんも出席。同公園近くの「まいろーど四つ木商店街」では、式典終了後にビンゴ大会も実施する。

　式典開催時間は10時～10時40分。